ながき鍼灸整骨院

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2023.10.28 妊娠中のからだのこと 〜逆子〜

こんにちは🙋‍♀️石川です。

今回は『逆子』についてご紹介します。

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子宮の中で赤ちゃんの頭が下を向いた状態のことを頭位といい、頭が上を向いた状態のことを逆子(骨盤位)といいます。逆子になる原因としては、子宮の中で赤ちゃんが自分で回転することができない理由が考えられています。例えば、子宮奇形や子宮筋腫、羊水過多や多胎妊娠などです。ですが、お産の時期に逆子である赤ちゃんは全体のうち3〜5%であり、多くの場合原因は不明です。

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赤ちゃんの体の中で1番大きい場所、それは頭です。そのため、逆子で経膣分娩となった場合、体が外に出てこれたとしても最後に頭が引っかかる可能性があります。経膣分娩ができる場合もありますが、お母さんと赤ちゃんの安全を重視すると、頭位以外の胎位ではほとんどの場合に帝王切開が選択されます。

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また、逆子や横位では、破水した際にへその緒が膣内に出てきてしまう臍帯脱出のリスクが高まります。その場合には、緊急帝王切開の必要があります。定期的なお腹の張りを感じたり破水感があったら、すぐにかかりつけの病院に連絡しましょう。

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妊娠初期に逆子であっても、自然に回転して頭位になることが多いため、早い週数から逆子体操を行う必要はありません。妊娠後期に入って逆子の場合には、逆子体操を勧められることがあります。ですが、逆子体操を行った場合と自然に経過をみた場合に差があるかは確定されておらず、無理な体勢によってお腹が張ってしまうこともあるため注意が必要です。

そんな時は、逆子鍼灸を試すのも手です。昔から逆子に効くとされるツボを使い、赤ちゃん自身に回ってもらう方法です。あるテレビ番組で、経腹エコーで赤ちゃんを確認しながら逆子に効くツボを刺激したところ、赤ちゃんの胎動がみるみる増えていく様子が紹介されたこともありました。絶対に逆子が治るかというと、やはり3〜5%の妊婦さんは逆子で出産されていますので確実ではありませんが、「できることはやってみたい!」という方は逆子鍼灸を試してみるのもいいですね。

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逆子鍼灸をご検討されている方に是非今一度チェックしていただきたいこと、それは『体が冷えていないか』ということです。来院される方の多くが、足先、太もも、おしり、腰が特に冷えています。寒い時期に限らず、夏でも体が冷えている方は多くいます。

『今日から変えよう!冷え取り対策🔥』をご紹介しますので、日頃から気にかけて過ごしてみてください。

・温かい食べ物や飲み物を摂るようにする

・夏でもくるぶしを覆う靴下を履く

・できるだけ湯船に浸かる

・手袋や厚手の靴下で末端を冷やさない

・腹巻きやオーバーパンツを履く

・貼れるホッカイロや靴下ホッカイロを活用する

・適度な運動習慣をつける

・夏野菜を摂りすぎない

冷え取りは、出産の時にもとてもよい効果があります🤱

今からできること、是非お試しください😌